ジメジメと湿気の多い梅雨の季節。雨だけでなく気温の差もあり、気圧の変化もあり本当に大変な季節です。
だからどうしても心も身体もどんよりしがち。
もともと周りを海に囲まれた日本は湿気が入りやすいのですがこの季節はさらに湿気に悩まされます．．．。

湿気は私たちの心と身体にさまざまな影響を与えいろいろな症状が出やすくなります。

頭痛・めまい・食欲不振・むかつき・軟便・下痢・関節の痛みや腫れ・水虫・むくみ・水泡が出る

湿疹・おりものが増える・気分が滅入る　などなど

一見バラバラに見える症状も実は湿気が影響しているのかもしれません。

私の場合はこの季節になると手の指などに１つか２つ・・・かゆい小さい水泡が出ることがあります。
これが出ると「梅雨だな～」と変なところで季節を感じています。(笑)

薬膳を知るまでは湿気や身体にたまった余分な水分のせいで水泡が出ることがあるなんて考えたこともありませんでした。
洗剤か乾燥のせいかな？くらいにおもいますよね。
今は、湿気を身体にためないようにしようと身体を動かして汗をかくようにしたり、お風呂で半身浴をしたりしますが
暑いと動きたくない、めんどくさい～気持ちがむくむくとあらわれ楽してしまう私････はあ

でも、食べることなら大丈夫！！！！
分な湿気を身体にためないためにおススメの食材は　

　きゅうり・ゴーヤ・冬瓜・白瓜などのウリ科のもの
　いんげん・そらまめ・小豆・黒豆などのマメ科のもの
　とうもろこし・はとむぎ
　生姜・しそ・みょうが・山椒などの香味のもの

特におススメのイチオシ食材は「はとむぎ」です！！！！

はとむぎは、麦の仲間ではなく「ジュズダマ」の仲間です。奈良の「それいゆ　はとむぎ」さんにお邪魔した際に
はと麦の収穫を見せていただきました。その時に見たはとむぎの穂は、背の高いジュズダマみたいで感動しました。

はとむぎは体内の余分な水分を尿から排泄させ、弱ったお腹の働きを助けます。むくみ・下痢・めまい・食欲不振
などに効果が期待できます。漢方では「ヨクイニン」としてイボ取りや美肌にいいとされています。
茹でてサラダに混ぜたたり、スープに入れたりしても美味しいのですが

私はもっぱらご飯に混ぜて炊く。が一番簡単でおいしいと思ってます（めんどくさがり）
それいゆはとむぎさんの「はとむぎ炊飯器用」を愛しています。ひきわりされたはとむぎが食べやすく
白いご飯に混ぜても気が付かないくらいです。自然食品のお店などでも「ひきわりタイプ　はとむぎ」などの
名前で販売していますので、是非食べていただきたいです。

梅雨明けまであと少し！

湿気に負けないようにお過ごしください。